西村和子著『春秋譜』 1999/1刊行 金魚草九才ころのことのふと 銀杏散る大学祭の露店かな 卒業生最前列に吾子歩む 私にとっての俳景は、そのまま人生の風景でもあるという著者が、33のテーマ別に選んだ俳句と随筆の愉しい競演。