4月以降の例会のマスク着用について
4月以降の例会も、不織布マスクの着用をお願いいたします。 引き続き、基本的な感染防止対策にご協力ください。 例会係
2023年9月30日(土)今日の一句
十六夜や通過電車の後の黙 松井秋尚 「知音」2023年1月号 知音集 より
当会同人 塙 千晴さんが、句集『おかへりの声』を上梓しました。
塙 千晴 句集 『おかへりの声』 2023/8/31刊行 ふらんす堂 しやぼん玉膨らみたくて歪みをり 地球ほどのしゃぼん玉を吹こうとする。 いやいやをするように、ゆっくりと膨らんでゆく――。 次の瞬間壊れてあとかたもなく ... "当会同人 塙 千晴さんが、句集『おかへりの声』を上梓しました。" を続けて読む
2023年9月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 サングラス一人になりて外しけり 小山良枝 サングラスの句は、大きく分けて2つの傾向があります。一つは、海がらみの情景や記憶を核にして詠んだもの。今一つは、自身の孤高や矜持あるいは妬心など、心模様 ... "2023年9月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
知音 2023年9月号を更新しました
夜 風 西村和子 銅鑼一打全天の夏至告げ渡る プロコフィエフ耳に焼肉喰らひ夏至 蹲る薪小屋味噌蔵螢飛ぶ 酔眼を凝らせば消ゆる螢かな 沢音の泡立つあたり草螢 宵山の風を袂に姉小路 夕風のいつしか夜風鉾提灯 宵山の路地より ... "知音 2023年9月号を更新しました" を続けて読む
2023年8月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 紫陽花や塗りたき色はまだ塗らず 板垣もと子 独創的で新鮮な捉え方にまず、敬意を表します。紫陽花の句は、その季感から、ウェットなムードを湛えているものが多いようですが、掲句には、明るさと熱量を感 ... "2023年8月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
知音 2023年8月号を更新しました
訃 音 西村和子 三階の窓覗けさう時計草 強まらず卯の花腐し止みもせず 覚めぎはの夢にも卯の花腐しかな 夏霧や甲斐の山襞削りつつ 渓声も梅花卯木も生まれたて 全貌を見せずかがよふ皐月富士 訃音到るや東京梅雨に入る 麗し ... "知音 2023年8月号を更新しました" を続けて読む
知音 2023年7月号を更新しました
滝 西村和子 小さきを水尾にかばへり通し鴨 すでにして滝音届く木の根道 滝五裂十裂千々に砕けたり 滝風に打たれしのみに怯みたり 滝行の頭つむりと見ゆる巌かな 爪先をきちきち刻み神輿舁く 神輿集め雨の洗礼浴びせたり 東京 ... "知音 2023年7月号を更新しました" を続けて読む
2023年7月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 突堤の釣り人に添ふ日傘かな 奥田眞二 作者は近くで釣りをしているのか、遠くから見ているのかはわからないが、突堤に日傘の人を見ることは珍しいので、目をとめたのだろう。 釣り人に「添ふ」で、釣り人と ... "2023年7月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む