2023年4月以降の例会のマスク着用について
2023年4月以降の例会も、不織布マスクの着用をお願いいたします。 引き続き、基本的な感染防止対策にご協力ください。 例会係
2023年12月4日(月)今日の一句
焼芋を二つに割りて不平等 杢本靖子 「知音」2023年4月号 窓下集 より
2023年11月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 曼珠沙華薬に作用副作用 飯田静 曼珠沙華の句は、凡そ二つの傾向に大別されるようです。一つは、観念や想像上の世界に遊ぶもので、【曼珠沙華われに火の性水の性 西嶋あさ子】が典型例。今一つは曼珠沙華そ ... "2023年11月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
知音 2023年11月号を更新しました
月の鏡 西村和子 月を待つ上方の幸つまみつつ みちのくの人と浪花の月見酒 大阪の人ら足早月今宵 上るほど膨らみにけり今日の月 ビル街の底なる我も月の客 大阪の衢耿々月今宵 望の夜や亡き人の声はるかより 月の鏡にあの頃の ... "知音 2023年11月号を更新しました" を続けて読む
2023年10月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 明易や病衣の腕のバーコード 宮内百花 投薬管理のために、腕に巻く形状のものと拝察いたしました。一句、即物的に詠まれていますが、17音のなかに、様々で複雑な感情が織り込まれています。バーコードを付 ... "2023年10月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
知音 2023年10月号を更新しました
草津白根 西村和子 朝霧や落葉松林銀を刷き 露草のつゆまたたかず八重葎 朝戸開け草刈の香の迸る 秋風や草津白根の背を流し 盗み摘む買物篭へ釣舟草 濃竜胆剪るや指切る山の水 調律の遠音気怠し避暑ホテル 退屈も湯治のうちや ... "知音 2023年10月号を更新しました" を続けて読む
当会同人 塙 千晴さんが、句集『おかへりの声』を上梓しました。
塙 千晴 句集 『おかへりの声』 2023/8/31刊行 ふらんす堂 しやぼん玉膨らみたくて歪みをり 地球ほどのしゃぼん玉を吹こうとする。 いやいやをするように、ゆっくりと膨らんでゆく――。 次の瞬間壊れてあとかたもなく ... "当会同人 塙 千晴さんが、句集『おかへりの声』を上梓しました。" を続けて読む
2023年9月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 サングラス一人になりて外しけり 小山良枝 サングラスの句は、大きく分けて2つの傾向があります。一つは、海がらみの情景や記憶を核にして詠んだもの。今一つは、自身の孤高や矜持あるいは妬心など、心模様 ... "2023年9月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
知音 2023年9月号を更新しました
夜 風 西村和子 銅鑼一打全天の夏至告げ渡る プロコフィエフ耳に焼肉喰らひ夏至 蹲る薪小屋味噌蔵螢飛ぶ 酔眼を凝らせば消ゆる螢かな 沢音の泡立つあたり草螢 宵山の風を袂に姉小路 夕風のいつしか夜風鉾提灯 宵山の路地より ... "知音 2023年9月号を更新しました" を続けて読む