4月以降の例会のマスク着用について
4月以降の例会も、不織布マスクの着用をお願いいたします。 引き続き、基本的な感染防止対策にご協力ください。 例会係
2023年6月1日(木)今日の一句
曾良眠るとりわけ青葉濃きあたり 藤田銀子 「知音」2022年9月号 知音集 より
当会同人 井出野浩貴さんが、句集『孤島』を上梓しました。
井出野浩貴句集 『孤島』 2023/5/1刊行 朔出版 第一句集『驢馬つれて』以降、2014年から2021年までの8年間の句を収めた待望の第二句集。 <著者略歴> 井出野浩貴(いでの・ひろたか) 1965年 埼玉県生まれ ... "当会同人 井出野浩貴さんが、句集『孤島』を上梓しました。" を続けて読む
知音 2023年5月号を更新しました
春 動 く 西村和子 吊橋の彼方は鉄都春動く つちふるやかつて石炭積出し港 西国の山々まろし春夕焼 料峭の篁を攻む山気かな 手水鉢紅白梅の影沈め 籠れるは怒気か怖気か袋角 袋角どつくんどつくん血の通ふ 鶯に普請の音の活 ... "知音 2023年5月号を更新しました" を続けて読む
2023年5月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 春暑しガラガラ声のフラミンゴ 千明朋代 動物園のフラミンゴを想像した。フラミンゴの色はきれいではあるが、見方によっては少しどぎつい感じがするものである。そのフラミンゴが「ガラガラ声」で鳴いている ... "2023年5月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
2023年4月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 お向かひのただいまの声日脚伸ぶ 藤江すみ江 夕飯のしたくをそろそろ始めなくてはと台所に立つと、お向かいの家の小学生が帰ってきたようだ。その声につられて窓の外を見ると、まだ明るいのに気づき、春の訪 ... "2023年4月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
知音 2023年4月号を更新しました
京 へ 西村和子 こののちの四温をたのみ旅仕度 暮れきらぬ雪の伊吹の面構 雪の原越ゆやゆく手の茜空 寒靄や屏風と迫る比良比叡 先斗町出はづれ朧月高し しづり雪山門直下砕け散り 立春の音漲れり水路閣 満目の冬芽うずうず大 ... "知音 2023年4月号を更新しました" を続けて読む
当会同人 藤田銀子さんが、句集『短篇の恋』を上梓しました。
藤田銀子句集 『短篇の恋』 2023/3/1刊行 朔出版 十代の頃から詩文の創作を続けてきた著者。師の西村和子は〈蝶生る愛さるること疑はず〉の句を挙げ、「こうした本質に迫る句が詠めるのは、写生を怠らなかった証である」と評 ... "当会同人 藤田銀子さんが、句集『短篇の恋』を上梓しました。" を続けて読む
知音 2023年3月号を更新しました
白 味 噌 西村和子 愚かなる人類に年改まる 身の軋み壁の亀裂も寒に入る 真夜覚めて微光不気味や寒の内 負けつぷり潔きかな初相撲 弓なりに堪へあつぱれ初相撲 破魔矢受く疫病えやみ三年祓ふべく 練るほどに白味噌艶冶小正月 ... "知音 2023年3月号を更新しました" を続けて読む