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知音 今月号

知音 2024年5月号を更新しました

独り言  行方克巳 浅春の用なき十指もみほぐす 淺春の何やら路地の人集り 晩年や十薬干して芹つんで 踏んごみてすぐに清らや芹の水 急ぐごと急がざるごと蜆舟 喪心のかそかなりけり蜆汁 独り言噛んでしまへり冴返る 春は名のみ ... "知音 2024年5月号を更新しました" を続けて読む

知音 2024年4月号を更新しました

浅 春  行方克巳 孫弟子のわれも傘寿や風生忌 死出の旅も三日の旅も春浅き 菜の花に泛きぬ沈みぬしてふたり 春の闇ひとりつきりぢゃないつてこと この半畳踏めば奈落か春の闇 勿とわれ倶利迦羅紋々春の夢 一蓮托生とはぼう/\ ... "知音 2024年4月号を更新しました" を続けて読む

知音 2024年3月号を更新しました

なまこ的  行方克巳 鮟鱇の今生憂しと恥やさしとぞ 口噤むなまこ半分ほど凍り 先手必勝とは思へども海鼠かな なまこ的処世訓垂れ海鼠食ふ 初夢のみぐるみ剥がれたればなまこ 初鏡父を憎みし日の遠く 老来の企みひとつ年酒くむ ... "知音 2024年3月号を更新しました" を続けて読む

知音 2024年2月号を更新しました

負けまじく  行方克巳 気力体力財力いづれ十二月 海鼠のどこ突つついても海鼠 負けまじく極月のわが食ひ力 熊どうと倒れ一山ゆるぎけり 山眠る令和のゴジラ目覚めつつ 虚にあそび実に迷ひて近松忌 抜けがけの小才もあらず近松忌 ... "知音 2024年2月号を更新しました" を続けて読む

知音 2024年1月号を更新しました

道連れに  行方克巳 てか/\のブロンズであり秋の河馬 働かず競はず勤労感謝の日 石叩行く手/\に水走り 夜を寒み五欲のほかの物思ひ 神の旅黄泉醜女を道づれに 青々と婆のほまちの冬黍畑 万太郎句碑 芥子粒の如きいろはや冬 ... "知音 2024年1月号を更新しました" を続けて読む