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知音 今月号

知音 2021年2月号を更新しました

懐 剣  西村和子 初富士の鬣けぶる車窓かな 年酒酌む遺影に語りかけられて ダリの牛古径の丑と賀状来る 懐剣の丈の見えたり語り初 安普請隠しもあへず花八手 花八手老の待ち伏ここに又 花八手都に鬼門不浄門 遠隔会議中座画面 ... "知音 2021年2月号を更新しました" を続けて読む

知音 2021年1月号を更新しました

跳梁跋扈  西村和子 マフラーや口ごもるとき句が生まれ マスク捨てひと日の徒労葬りぬ 立錐の炎と化せりスケーター 午後の日の失せて筆擱く膝毛布 花びらのめらめら冷ゆるポインセチア 灯を消せばポインセチアの緋も消えし 狐火 ... "知音 2021年1月号を更新しました" を続けて読む

知音 2020年12月号を更新しました

柿博打  行方克巳 ちつちやな秋ちつちやな秋ちつちやな秋の小走りに 浅知恵の恋のあはれや菊人形 抱かれてお夏菊師の意のままに ハロウィンの南瓜のなかにされかうべ ハロウィンの化粧崩れのやうな奴 禅寺丸鵜は唖々とばかり鳴き ... "知音 2020年12月号を更新しました" を続けて読む

知音 2020年11月号を更新しました

万華鏡  行方克巳 冷やかに色を変へけり万華鏡 寝そびれて夜長を託つ灯なりけり 砲丸のやうな手触り長十郎 秋風や鯛焼いつも二つ買ふ ゆつくりと歩めば流れ秋の水 新涼のピアノに写りゐるばかり 風船葛手に手に別れまた楽し 蓑 ... "知音 2020年11月号を更新しました" を続けて読む

知音 2020年10月号を更新しました

夏炉焚く  行方克巳 母の庭荒れしままなる帰省かな そのことに誰も触れざる帰省かな 夏炉焚くしばらくここにゐて欲しく 昨夜の蛾の吹かれ覆らんと歩む あけたてのガラス戸に秋立ちにけり 荘出でし三歩に霧の深さかな ほふしつく ... "知音 2020年10月号を更新しました" を続けて読む