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村地八千穂句集『知足』
2005/1刊行

初硯知足常楽筆太に
平らかに凍て滝壷を封じたる
さよならと踵かへせば花疲
子ら遠く夫亡く久し釣忍
深雪踏む彼方に希望持つごとく

生きている足跡を記した句集。80歳を期に、平成4~16年の作品を収録。